アマゾン(Amazon)米国で最大の再生可能エネルギー購入企業となった

アマゾン(Amazon)(ナスダック)は23日、会社の事業活動に必要な電力を当初目標の2030年より5年繰り上げた2025年までに100%再生可能エネルギーに転換するという野心的な目標を進展させるため、米国、カナダ、フィンランド、スペインで14件の新規再生エネルギープロジェクトを推進すると発表した。

これらの新規プロジェクトが完成すれば、アマゾンが再生エネルギーに投資した総発電容量は、米国の250万世帯に供給するのに十分な電力である10ギガワット(GW)に上る。 今やアマゾンは米国と世界最大の再生エネルギー購入企業になる。

今回推進する公益事業体(電気、水道、ガス)規模の太陽光·風力発電プロジェクトは、アマゾンの本社事務所、物流包装センター、および世界数百万の顧客企業を支援するアマゾンウェブサービス(AWS)データセンター等に再生エネルギーを供給することになる。 また、これらのプロジェクトは、現在使用中のすべてのエコ(Echo)機器に必要な電気を供給するのに十分な再生エネルギーを生産するというアマゾンの公約を履行できるようにする。 これらのプロジェクトは数百人の職員を雇用し、地域社会に数百万ドルを投資することになる。

アマゾン設立者兼最高経営責任者(CEO)ジェフ·ベイゾス氏は「パリ協定の目標より10年前の2040年までに炭素排出順ゼロを達成するという公約である気候誓約の履行を積極的に推進している」とし「われわれが米国と世界各国で行っている風力および太陽光エネルギーなど全てのグリーン技術に投資することは、地球と世界の人々のための事業の成功を知らせることだけでなく、長期的な規模のための事業だ」と述べた。

アマゾンは、世界的に85の公益事業所規模の風力·太陽光プロジェクト、147の施設·店舗屋上の太陽光プロジェクトを含め、計232の再生エネルギープロジェクトを保有することになる。 アメリカ、カナダ、フィンランド、スペインに設置する14の新規風力および太陽光プロジェクトは以下の通り:

·米国内の新規プロジェクト:本日発表した11の米国内プロジェクトは、アーカンソー、ミシシッピ、ペンシルバニア州に新設する太陽光プロジェクトとイリノイ、ケンタッキー、インディアナ、オハイオ州に追加設置するプロジェクトなどだ。 アマゾンは、米国で54のプロジェクトを通じ、計6GW以上の再生エネルギーを生産できるようになる。
·カナダ最大の再生エネルギープロジェクト:アマゾンはアルバータ州にカナダ最大規模の太陽光団地である375メガワット(MW)の第2再生エネルギープロジェクトを推進する。 この太陽光団地が2022年に稼動すれば、アマゾンのカナダ内の再生エネルギー容量は、カナダの10万世帯以上に電力を供給するのに十分な時間当たり100万メガワット(MWh)以上に達することになる。
·アマゾンのフィンランド内で最初の再生エネルギープロジェクト:アマゾンがフィンランドで最初に推進するプロジェクトはこの国の西海岸付近に位置する52MW風力団地である。 このプロジェクトは、2022年にエネルギー生産を開始する予定である。
·スペインへの追加投資:アマゾンによるスペインでの5番目の太陽光プロジェクトで、2023年に152MWを発電し、電力供給網に供給を開始する予定だ。 これで、この国でアマゾンが発電する総容量は520メガワット以上になる。

アマゾンの全世界再生エネルギープロジェクトは、会社の対話型地図(https://bit.ly)で確認できる。

アメリカ太陽光産業協会(SEIA)のアビガイ·ロス·ハーパー会長兼最高経営責任者(CEO)は「アマゾンのクリーンエネルギーに関する公約は非常に称賛に値することで、これは世界的に重大なエネルギー及び気候のニーズを満たすためにいつしなければならない投資タイプ」とし「アマゾンのような企業が太陽光と違う再生資源を自社のエネルギー及び事業の必要性を満たす道と考えることが次第に明らかになってきている。

再生可能エネルギー購買者連合(Renewable Energy Buyers Alliance、REBA)のミランダ·バレンタインCEOは、「電力システムの脱炭素化のためには民間部門で新たなレベルの意志が必要だ。 アマゾンが先導的に全世界の再生エネルギーに投資して採用することは新しい革新の道を開き、気候変動による地球、人類、企業に対する実際的な脅威に対応するのに必要な速度で革新を拡大できる能力を与える」と述べた。

米国再生エネルギー委員会(ACORE)のグレゴリー·ウェットストーン会長兼CEOは「現在ポートフォリオにある再生エネルギー容量が驚くべき10GWに達し、当初の目標より5年繰り上げて再生エネルギーを100%使用する目標を達成する過程にあるアマゾンは企業のクリーンエネルギー主導権を持続的に実行に移している」とし「今日会社が発表した再生エネルギープロジェクトは、地域社会に良質の雇用と気候危機を克服するのに必要な価格がある」と述べた。

アマゾンとグローバルオプティミズム(GlobalOptimism)は、パリ協定の目標より10年繰り上げた40年までに、炭素排出の純ゼロを達成するという公約の「気候誓約」を、19年に共同で採択した。 この誓約にはIBM、ユニレバー(Unilever)、ペプシコ(PepsiCo)、ビザ(Visa)、ベライゾン(Verizon)、シーメンス(Siemens)、マイクロソフト、ベストバイ(BestBuy)などを含めた108社が署名した。 アマゾンはこの目標の達成に向け、実質的な措置を取り、会社の当初の目標である30年より5年繰り上げて事業場の電力を100%再生可能エネルギーに切り替える案を立て、炭素排出を持続的に削減する予定だ。 また、2030年までに積荷の炭素排出順ゼロを50%達成し、すべての積荷に対する炭素順ゼロを実現するための「積荷ゼロ(Shipment Zero)」ビジョンを履行し、配送用電気自動車の注文としては最大規模の10万台の配送用電気自動車を購入し、「気候誓約ファンド(Climate PledgeFund)」を通じて脱炭素化サービスおよびソリューションを開発するのに20億ドルを投資する計画だ。 詳しい情報はウェブサイト(https://sustainability.aboutamazon.com)を参照するとよい。